若さとは一時のもの ~ ことばの道しるべ

onetwo

”若さとは一時のもの”

”青春は
永遠なるもの”

同感だな

誰の言葉だ? 

ライトさ

そうだ

92歳で死ぬまで
家の設計を

私のことか

遅咲きの花を
歓迎するよ

どうも


<<ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル on hulu>>

“While being young
is an accident of time,
youth is a permanent
state of mind.”

I totally agree..
and who said that?

Frank Lloyd Wright.
Oh, yeah.

Still designing homes
the year he died at age 92.

Does this apply to me?

It’s nice to see
a late bloomer
in the garden of knowledge.

Thank you.


<<ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル on hulu>>

 

こころうき ~ ことばの道しるべ

こころうき
 
年にも有るかな
 
廿日あまり
 
ここぬかと伝ふに
 
春のくれぬる
 
     藤原 長能

 
 

この歌は 平安時代の歌会で詠まれた
 一首なんですね。
「今年は なんと悲しい年であることよ。
29日というのに 春が終わってしまうとは」
 という意味なんですが。
この年は3月が暦上 1日早い
 29日で終わってしまう年だった。

だけれども
 歌会の場に居合わせた主催者であり
歌壇のトップである藤原公任きんとうという人が
この歌の意味を
 ちょっと勘違いしてしまって
春が30日しかないということも
 なかろうというふうに つぶやいた。
1月から3月まで ずっと春の期間じゃ
 ないかというふうに言ったんですね。
作者の長能ながとう
歌壇のお偉いさん トップの公任に
 批判されてしまったっていうので
とてもショックを受けて
そのあと
 ごはんが食べられなくなってしまって
最終的には死んでしまったという歌。


<<NHK短歌>>

 

 

こころ ~ ことばの道しるべ

 
 こころ
お母様は
大人で大きいけれど。
お母様の
おこころはちひさい。 

だって、お母様はいひました、
ちひさい私でいっぱいだって。
私は子供で
ちひさいけれど
ちひさい私のこころは大きい。

だって、大きいお母様で、
まだいっぱいにならないで、
いろんな事をおもふから。

        金子みすゞ


<<ベーシック国語 – NHK>>

 
 

見るめなき ~ ことばの道しるべ

見るめなき
 わが身をうらと
   知らねばや
かれなであまの
  足たゆくくる
 
     小野小町、古今和歌集

 
 

逢える見込みもないのに
あなたは通ってくるのですね
ご苦労なことです


<<先人たちの底力 知恵泉 – NHK>>

 

 

人に逢はむ ~ ことばの道しるべ

人に逢はむ
 月のなきには
   思ひおきて
 胸はしり火に
   心焼けをり

 
     小野小町、古今和歌集

 
 

月のない夜に
男の人は通って来ません
そんな夜は
心が真っ赤に焼けています


<<先人たちの底力 知恵泉 – NHK>>