津波てんでんこ ~ ことばの道しるべ

津波てんでんこ

「津波の時は てんでんばらばらに
逃げる」という意味です。

命を守るためには 一人一人が
少しでも早く逃げることが
 大切だからです。

子どもも 迎えに行ったお父さんもお母さんも
一緒に亡くなるケースがあまりにも多かった

家族が思い合う中で 人と人とが思い合う中で
多くの人が亡くなってしまう

だからこそ自分の命をしっかりと
自分で守るということ

自分のことを思ってくれている人の命を
守ることになるんだということを

自覚せよと教えてくれるていることが
「津波てんでんこ」だと思う

「津波てんでんこ」は
自分の命を守ることで
ほかの人も救う教えなのです。


<<地学基礎- NHK>>