第96条の4 偽計又は威力を用いて、強制執行において行われ、又は行われるべき売却の公正を害すべき行為をした者は、三年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。cf. 刑法96条の4 強制執行関係売却妨害
改正前刑法96条の5 加重封印等破棄等
第96条の5 報酬を得、又は得させる目的で、人の債務に関して、第九十六条から前条までの罪を犯した者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。cf. 刑法96条の5 加重封印等破棄等
改正前刑法96条の6 公契約関係競売等妨害
第96条の6 偽計又は威力を用いて、公の競売又は入札で契約を締結するためのものの公正を害すべき行為をした者は、三年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。cf. 刑法96条の6 公契約関係競売等妨害
2 公正な価格を害し又は不正な利益を得る目的で、談合した者も、前項と同様とする。
改正前刑法97条 逃走
改正前刑法98条 加重逃走
第98条 前条に規定する者が拘禁場若しくは拘束のための器具を損壊し、暴行若しくは脅迫をし、又は二人以上通謀して、逃走したときは、三月以上五年以下の懲役に処する。cf. 刑法98条 加重逃走
Un pas de plus ! もう一歩先へ
cf.
最判昭54・12・25(昭和54(あ)965 窃盗、詐欺、加重逃走未遂) 全文
判示事項
一 拘禁場又は械具の損壊による加重逃走罪における実行の着手
二 拘禁場又は械具の損壊による加重逃走罪につき実行の着手があつたとされた事例
裁判要旨
一 拘禁場又は械具の損壊による加重逃走罪については、逃走の手段としての損壊が開始されたときには、逃走行為自体に着手した事実がなくとも、実行の着手がある。
二 未決の囚人が、逃走の目的をもつて、拘禁場である木造舎房の房壁に設置された換気孔の周辺のモルタル部分を削り取り損壊したが、脱出可能な穴を開けることができず、逃走の目的を遂げなかつた場合(判文参照)には、加重逃走罪の実行の着手があつたといえる。
改正前刑法99条 被拘禁者奪取
改正前刑法100条 逃走援助
第100条 法令により拘禁された者を逃走させる目的で、器具を提供し、その他逃走を容易にすべき行為をした者は、三年以下の懲役に処する。cf. 刑法100条 逃走援助
2 前項の目的で、暴行又は脅迫をした者は、三月以上五年以下の懲役に処する。
改正前刑法101条 看守者等による逃走援助
刑法102条 未遂罪
第102条 この章の罪の未遂は、罰する。
