民法177条 不動産に関する物権の変動の対抗要件

第177条 不動産に関する物権の得喪及び変更は、不動産登記法(平成十六年法律第百二十三号)その他の登記に関する法律の定めるところに従いその登記をしなければ、第三者に対抗することができない。


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cf. 最判昭35・11・29(昭和33(オ)846  登記抹消請求) 全文

判示事項
 予告登記の存在と民法第一七七条。

裁判要旨
 不動産売買契約が解除され、その所有権が売主に復帰した場合、売主はその旨の登記を経由しなければ、たまたま右不動産に予告登記がなされていても、契約解除後に買主から不動産を取得した第三者に対し所有権の取得を対抗できない。

cf.民法545条 解除の効果