言志録124条 雲はやむを得ず

壱弐参

雲煙聚二 於不一 レ 得 レ 已。
 
風雨洩二 於不一 レ 得 レ 已。
 
雷霆震二 於不一 レ 得 レ 已。
 
斯可三 以觀二 至誠之作用一 。


<<佐藤一齋・秋月種樹(古香). 南洲手抄言志録 南洲手抄言志録(青空文庫)>>

 
雲煙うんえんは 已 やむことを 得 ざるに 聚 あつまる。風雨 ふううは 已 むことを 得 ざるに 洩 もる。 雷霆 らいていは 已 むことを 得 ざるに 震 ふるふ。斯 こゝに 以 て 至誠 しせいの 作用 さようを 觀 みる 可 し。


<<佐藤一齋・秋月種樹(古香). 南洲手抄言志録 南洲手抄言志録(青空文庫)>>

 
雲 は やむを得ず 集まり、 風雨 は やむを得ず 降り、 雷 は やむを得ず 響く。 これ を 見 て 至誠 の 作用 を 考えよ。


水上基地; 佐藤一斎. 現代語訳 言志四録 言志録 (現代語訳文庫)